■硬化コーティング『D・アーマー』の施工に関して 〔その4〕■ ガラスコーティング『D・アーマー』の艶性能を 持続させるには?/D・アーマー再施工時の下地処理について教えてください。/D・アーマー施工に使用したコーティ ングスポンジが硬化しない?
>>> 【 ガラス硬化コーティング『D・アーマー』の艶性能を持続させるには? 】
>>> 【 D・アーマー再施工時の下地処理について教えてください。 】
>>> 【 D・アーマー施工に使用したスポンジが硬化しない? 】
【質問】 D・アーマーの艶性能を持続させるには?
D・アーマーは文句のつけようのない艶ですが、
これを維持するには何がベストでしょうか?
現在ほぼ毎週末か、二週間に一度は洗車しております。
そして現在手持ちで『ポリマーコーティング『ファイングロス』
『コーティングコンディショナー』があるのを考慮して
1.トップコートに『ゼウス』の重ね塗り
2.洗うたびに『ファイングロス』
3.洗うたびに『コーティングコンディショナー』
4.水洗いで過ごし劣化してきたら『D・アーマー』
1~4の条件ではどれが一番効果的でしょうか?
【回答】 こまめなシャンプー洗車、性能低下時の修復メンテナンスが重要です。
D・アーマーの性能を持続させるためには、、
まず、こまめなシャンプー洗車がもっとも重要だと思います。
そうすることで、不測の事態(コーティングのダメージ)がおこっても、
発見が早くなりますので、修復も容易にできるということにつながります。
ポリマーコーティング『ファイングロス』やコーティングコンディショナーには、
クリーナー性能がありますので、ふだんの洗車メンテナンスには、あまりオススメしません。
コーティング表面に軽いシミなどが付着した場合にご活用ください。
洗車にプラスして、コーティングを重ねられるのであれば、
クリーナー性能の無い、ガラスコーティング『ゼウス』やゼウスβ、ラスターベールなどが良いです。
そして、、、
D・アーマーのコーティング性能が、若干低下してきたと感じられた時に、
マニュアルにあるとおり、D・アーマーの修復メンテナンスをされると良いと思います。
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【質問】 D・アーマー再施工時の下地処理について教えてください。
先日、D・アーマーの施工を無事完了しました。
その圧倒的な被膜性能による艶・輝きを十分に堪能しております。
まだ溶剤が半分弱残っていますので、
再度D・アーマーの重ね塗り(ダブルコート)を検討しています。
説明書にはD・アーマーの施工前には必ず脱脂処理をしてから行う事とありますが、
1ヶ月後に再度重ね塗りをする際には、脱脂処理に関してはどの程度まで
行えばよいのでしょうか。
重ね塗りの際にはマイルドケアシャンプーでのシャンプー洗車のみでの
施工を考えておりますがいかがでしょうか。
シリコンオフが手もとにありますが、処理も行ったほうがよいのでしょうか。
せっかく形成された被膜に極力負担の掛けない処理にとどめたいと考えています。
本来であれば油分分解能力もあるパーフェクトシャンプーでの洗車がよいのでしょうが、
先日の洗車の際に全て使い切ってしまい、現在、手もとにありません。
また、D・アーマーの重ね塗りに関しては
艶・輝き等の被膜性能の向上を考慮した場合、何回位までが有効なのでしょうか。
【回答】 コーティング上の汚れ&油分はできるだけ落としたほうが良いです。
重ね塗りをされる際も、しっかりと脱脂をされたほうが良いです。
中性シャンプーによる洗車のみでは、残念ながら十分な脱脂は不可能です。
少なくともシリコンオフによる拭き上げはなさってください。
D・アーマーは完全に硬化した状態ですので、
当店のシリコンオフによる被膜のダメージはありません。
艶・輝き性能は、被膜が厚くなればなるほど高まる、というものではありません。
連続しての重ね塗りは、2、3回程度を目安にされてはいかがでしょう。
その後は、定期的にコーティングの補充メンテナンスをされながら、
再施工のタイミングをはかる、という方法が理想的かと思います。
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【質問】 D・アーマー施工に使用したスポンジが硬化しない?
D・アーマーの初期硬化に関して教えて下さい。
スーパークリンシャンプーで洗車してから、シリコンオフで脱脂して、
D・アーマーを施工しました。
その後、マニュアルにあるとおり、施工に使用したコーティングスポンジ(ロング)で
初期硬化の確認をしようと思っているのですが、
30時間以上経過した現時点でもスポンジ部分が完全に固まっていません。
青いベース部分がつぶれないくらいの力でスポンジ部分がつぶれてしまいます。
スポンジはベランダで裸の状態です。何が問題なんでしょうか?
【回答】 スポンジの風合いが変化し、固く変化していれば初期硬化は十分です。
コーティング施工時の使用量や含ませ方で、スポンジの硬化度合いは変化します。
ガチガチに固く硬化する場合もあれば、指で押しつぶせる程度の時もあります。
例えば、大型車に施工した場合はカチンカチンになりますし、
ヴィッツなどの小型車に施工した場合は、それに比べると軟らかいです。
※ つまり、最終的にスポンジに残っていた、コーティング液の量で変化します!
明らかにスポンジの風合いが、固く変化しているようであれば、
初期硬化は完了しているとご判断ください。
コーティングの基本性能や被膜の硬度が、変化しているということではありません。
どうぞ、ご安心ください。